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令和六年
今年はどういう年になるか
年間を通じて心得るべきこと
教祖年祭 教主御親教
令和六年二月四日~令和七年二月三日まで
 令和6年、この年について申し上げます。

 まず私が申し上げるまでもなく、元旦早々から石川県能登半島大地震に続いて、羽田空港飛行機衝突事故という大きな事件、事故が発生しております。このような大きな事故、事件が発生しておりますことは、これをもっても今年は並々ならぬ困難が多く厳しいことが、日本の国そして自然社として個人個人についても生じかねぬということです。
 例年のようにいつも通りにはいきにくい年である。慣習に流され惰性で生きていくようなことは通らず、立場を失っていくことになります。そしてごまかしの利かぬ厳しい年であります。
 自分の立ち位置をしっかりと確認、自覚して生きていくことを求められ、これが大切であるというこ


とです。
 2つのことが教えられています。いつものようにやっていればいい、という惰性に流されてごまかしていることは通らない厳しい年です。そして自分の立ち位置をしっかり確認し自覚して生きていくことが大切だということです。
 一人の女性でも家にいる時は母親の立場があり、妻の立場があり、主婦の立場がある。お仕事に出たら仕事での立場があります。
 そして月の初めは忙しいとか、月の終わりには何があるとか、ひと月の中でも変化があります。また明日は朝が忙しいから夜は早く寝ておこうというように、日によって色々あります。
 自分の立ち位置は一つだけではなく、いくつか立場持っています。今で言えば皆様はお話を聞く立場で、私は皆様に伝える立場。一人一人に少しでも聞きやすく、きちんと腹の底に入るようにお話しするということが私の立場としての責任です。
 皆様はしっかり聞いて、その中から一つでも自分が今年を生きていく上での大切なものを頂こうとし


ています。それが今の皆様の立ち位置です。
 大きな事件・事故が発生していますが、今年は並々ならぬ困難が、日本の国と自然社とそして個人個人についても生じかねぬということです。
 国のことだから、能登のことだからではなく、必ず自分のこととして現れてきます、いつも通りにはいきにくいという信仰実行目標はそのまま引き続いてくるのです。
 慣習に流されて惰性で生きるようなことは通らず、ごまかして通そうとすると立場を失っていくことになります。
 学生さんは一番大事なことは勉強することですが、それだけではなく、家族の一人として何かお手伝いをするということが家族の立場としての責任です。お茶碗を運んできれいに洗ってきれいに片付ける、それから先の明日の食事の用意をするのはお母さんというように、その時その時の自分の立ち位置をしっかりと確認、自覚して生きていくことが求められているのです。




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