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令和五年
今年はどういう年になるか
年間を通じて心得るべきこと
教祖年祭 教主御親教
令和五年二月四日~令和六年二月三日まで
今年がどういう年であるか申し上げます。

 令和5年、今年はいつもの通りにやっていれば大きく困るようにはならないという考えはなしで、日常生活や仕事について支障なく障りなく過ごせ通れるという安易な考えをもってやっていくことをすまされない年で、計画を持ち、考えをもってやっていくことを求められているということです。これはお金や物という目に見えるものについてだけではなく、時間についても同じことです。
 人や相手、周りの人たちの姿を通して、自分の心のありようを知って、そこで自分自身の心に目を向けていくようにしていかねばならぬ。真実の自分の心の姿を知ることである。自分の心のありようを知って、変わることへの努力をしていく、これにつき


ます。人の姿を自分の心のありのままを映している鏡であると受け入れ認めて、自分の心のありようを知って、変わることへの努力をしていくように、という年であります。
 もちろん、逃げず諦めず努力する、これは人間で生きている上で根幹となる元なので、これを忘れないでいってほしいと思います。
 自分の心は何かあった時にすぐ癇癪になるか、すぐ憂い心になるか、すぐ批判する心になるか、すぐ私の方がまだましだと贔屓目に見るか。何かあった時明るい姿になるか、暗い姿になるか、ボーッと関係ない姿でいるか。その傾向をまず知っていくことです。
 自分のありようを知るということは、大切ですが難しい。つい自分に都合のいいようにごまかしてしまいますが、それでは今年は通れません。
 自分のありのままを知ることは、心が変わって人柄が変わっていくことになり、魂が浄化向上していくことです。
 教長様は、教祖の教えを頂いて、六十年以上一筋


にそれに従って生き貫いてこられましたが、そのようなお方でも、亡くなる前の日に「私は自分を知らなんだ」とおっしゃいました。つまりその時自分の姿を知ったということです。
 自分のありのままを知るというのは難しいことですが、挑戦していきましょう。