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の心得
平成二五年
今年はどういう年になるか
年間を通じて心得るべきこと
教祖年祭 教主御親教 要旨
平成二五年二月四日〜平成二六年二月三日迄
目標を定めて 地固めをする年
この年はどういう年であるか、どういう風に生きていくかということを書いてきましたのでゆっくりと申し上げますから、耳で聞いて心の中に頂いてください。
「今年は目指すものをはっきりと定めて、それに向かってまずスタートを切るという、地ならし地固めとしていく年である」
これを信念を持って貫き通していって下さい。信念を持って貫き通していかなければせっかく教えていただいた尊いものが、粗末になります。
「先を急ぐ思いとなって事に当たることはしない、と心に固く戒めを持っていくようにしなさい」
何を先を急ぐかというと、目指したものの答えを
早く出そうとするのです。今年は地固め地ならしの年で、決して先を急いではいけません。地固めのために努力すること精進することを怠ってはなりません。
「花を見ることばかりに心がいっておると、無駄花を咲かすことになる」
せいては事をし損じる、先を急ぐ事なかれ。
地ならし地固めの種を蒔く、スタートを切るということにしていくことが、先に繋がる望ましいことであるということです。
だから、今年は簡単に結果が得られないでしょう。結果を手にすることを求めることは要らないのです。しっかりと地ならしをしてそこに種を蒔けば、良い芽が出て、やがてその地ならしにふさわしい花を咲かせることができます。いい加減にしていい加減に種を蒔いて、早く早くと急いだら無駄花が咲く、そこまで教えて頂いているのです。
もう一回言います。目指す
物をはっきりと定めて、それに向かってまずこの年はスタートを切る地ならし地固めとしていく年であ
ると。これを信念を持って貫き通していって下さい。先を急ぐ思いとなって事に当たることはしない、と心に固く戒めを持っていくようにしなさい。そのために努力精進を怠らないように。花を見ることばかりに心がいっておると、無駄花を咲かすことになる。先を急ぐ事なかれ、せいては事をし損じる。 これを心の中にしっかり頂いてください。
○
もう一つ、個人的精進についても教えて頂きました。
「自ら進んで自分のするべき事はします」
そして、これについては、「そのような人になりたいと願っていきなさい」
いつでも自ら進んで喜んでできるかというと、なかなかできません。だけど諦めてはいけません。そういう人に私はなりたいと願っていくことが大事です。そして前のこと
と一緒で、そのために努力と精進を怠らないことです。
ぶつぶつ思ってやっているとき、フッと思い出し
たら、「あっそうだ、今年は自ら進んで自分のやることは喜んでやる年なんだ」と思い直して、「自分はそういう人になりたい」と神様に願ってください。
この一年を、心癖に少し気が付いて霊魂を清らかにして、少しでも向上するという実りのある年にしていきたいと願っております。
50回大祭を迎えるに当たって、この年をチャンスの年としましょう。目指す物をしっかり定めて、そしてそれに向かって地ならし地固めをしましょう。
すぐその上に家を建てる、結果を得る、収穫するではなくて、今年は答えが出なくてもそれを定めるということを持ち続けて、死ぬまでかかって大きな納得のいく結果を神様から頂けるようにしていきたいと思っております。