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平成三〇年
今年はどういう年になるか
年間を通じて心得るべきこと
教祖年祭 教主御親教
平成三〇年二月四日~平成三一年二月三日まで
「平成30年を一言で申しますと、ざわついた年、ざわつくことが多い、ざわつかされることの多い年です。

 天皇陛下御退位の日程が決まりまして、これに向けての神事、決まり事など、平成31年4月30日に向けて色々とあり、また東京オリンピックについての話題も具体的になってくるなどをはじめとして、政治・経済・自然科学・文化などなど、もちろん世界の情勢についてもすべての面でざわつくという、変化変革、ざわつくことざわつかされることが多い年になります。
 ということは、不協和音が多く生じやすいということです。ですからそれぞれ自分の立場で慎重に臨んでいくことが大切です」
「教祖様が大正8年1月4日にお亡くなりになって、百年目というこの大きな区切りとなる年を迎えさ


せていただいたという今年に、私たちは自分の信仰について、新たに信仰精進を踏み行うという緊張を持って、教えを頂く姿勢について、謙虚にしていくことであると思います。
 聖歌として頂いております『世の中は誠一つの宝もて何ととなはぬものなかりけり』の仰せに従い、これに対して教長様が奉答歌をもって応えてくださって『まこともて成らざるなしと宣したるみ祖のむねを吾生きぬかん』と示してくださっています。
 教えという抽象的なものを具体的に置き換えて、具体的に教祖様の御心真意に従って、私は生きると固く決意し、平成27年度に頂いた信仰実行目標『一切が恵みであるとの信念を変化に惑わず不動にしよう』という言葉の通りに、何かと全ての分野においてざわめくざわついたことの多い年を、ざわつくという動きに対して心穏やかにして、冷静に目の前のことを見極めて、神慮からの恵みであるとして、ざわつくこの年を立場を全うしていきたいという思いをもって、自分の心だけでもざわつかされることなく、単純に素直にして喜んで受け入れていくとい


う、これを貫き通して幸せな一年としていきたいものであると願います」