歴史や伝統を大切にする心が
国を強固にする基盤となる
私たち日本人は日本のすばらしいところをどれほど知っているでしょう。
自分自身のことは自分が一番分かっていないのと同じように、自分の国のことを、案外知らないのではないでしょうか。
戦後生まれの世代は、歴史から何を学ぶべきかという記述が希薄な教科書でならったため、明治以降の日本のことをよく知らなかった。しかし、司馬遼太郎の小説などによって、その骨格も血肉の付いた中身も理解することができた、と言う人があります。
これによって日本の国が近代国家に脱皮してくる中でやってきた、良いところも悪いところも知って、日本をこういう国にしていきたいと、志を立てた人もあります。
歴史に学ぶとは、だれが、どんな心でその時代を