金や物に執着を持つほど
心の自由は失われていく
地震が起きたら倒れる建物を設計・建築・販売したり、不正な方法で株の取引をしたりと、金儲けのためにはなんでもやり、人の暮らしも人の命さえも軽視するという恐ろしい事態になっています。
これは金や物に執着し、金を儲けることが人生の目的であると錯覚しているということです。しかし、手段を選ばず、なりふり構わず欲しいものを漁り、金の亡者に成り果てている自分のみにくさに、本人は全く気付いていないように見えます。
お金や物に執着を強くしているときは、それ以外の価値が分からなくなっているのかもしれません。
人や世の中の有り難さや、他に尽くす喜びを感じるのは、とらわれのない心で物事を見ているからこそです。そんなふつうの幸せが味わえなくなっても平気なほど、お金や物に執着するのは、心の自由も