物を大切にすることは自然も
自分も大切にすることになる
人間は大自然の中で長い長い年月、生きてきました。そして、自然の物を利用して便利なものを作り、豊かな暮らしを手に入れてきました。
科学技術や産業や私たちの生活の現状は大自然を支配しているかのように見えますが、人間は「自然の恵み」を生み出したわけではなく、たゆまぬ努力と工夫によって使い勝手のいいようにしただけです。
あらゆる物は自然から恵まれたものであり、人智で計り知れない偉大な自然のはたらきによって支えられ、生きている私たちなのですから、自然の恵みを「頂く」という謙虚な姿勢を忘れたくないものです。
恵みを感じるところから物を大切にする生き方が生まれます。大切にすることで物は生きて働き、自然も豊かさを損なわずに恵みを与え続けてくれるで