いったん決意した事は迷わず貫か
なければ成果は生み出せない
何かを成し遂げたいと思うなら、まず「これをやる」と、しっかり心を決めることが出発点となります。
決意に至るまでは、様々な角度から検討したり、人の意見を聞いたり、あるいは時期を見極めるなど、熟考することは必要ですが、いったん決意したら、途中で迷ったりしないで、結果が出るまではどこまでもやり抜くというねばり強さが必要なことは言うまでもありません。
ところが、せっかく強く決意してやり始めたのに迷いが出てくることがあります。
特に、思うような結果がなかなか出ない時は、このまま続けても仕方ないのではないかと手を止めたり、他にうまい方法があるのではないかと立ち止まったり、決意を自ら鈍らせてしまうことがあります。
また、周囲の人から、やりたければご自由にといったように無視されることや、そんなことをして何になるのかと批判されたりして、気持ちが萎えることもあるかもしれません。
自分の評価が気になるのは、良い評価を得たいという欲張った気持ちです。途中で人の評価を気にする必要など毛ほどもありません。そんなものは結果が出た時に後から付いてくるものです。
それなのにこうした迷いに陥るのは「欲」があるからです。「欲」というのは、何もかもきっちりと自分の思い通りにしたい、自分の希望する通りの結果を早く得たい、という思いです。
無理を言ってもどうにもなるものではないと知っているのに、焦って欲を出している…。
そんな自分に気付けば迷いを払拭して立ち直ることができます。
迷いは地道に努力を続ける、一番の妨げとなります。
最初に決意した熱い思いを、どこまでも持ち続け、欲張った思いに流れることなく、焦らず、ひたむ