今をどう生きるかの積み重ねが
自分の将来の姿となる
織田信長が「人間五十年」と舞い、小学唱歌で「今年六十のおじいさん」と歌われた日本人の寿命も八十年を超えました。
私たちに与えられた時間は大幅に伸びたわけですが、この膨大な時間はドーンとひとかたまりのものとしてあるのではなく、一秒ずつの連なりであると言えるでしょう。
そして、八十年を超える生活時間と言っても、実際は今現在自分は何をどんな気持ちで行うかという、一瞬一瞬を積み重ねているに過ぎないことに気付きます。
過去を振り返って後悔したり満足したり、未来のことを楽しみにしたり不安がったり。心の中では、過去や未来に飛ぶことができますが、それは過去や未来に心を馳せることに時間を使っているというこ