単なる失敗はないそこに成長
と成功への足掛かりがある
事柄の大小はあっても、およそ世の中で、失敗したことのない人はいないと思います。
もし人間の世界に失敗ということがなくて、何をやってもうまくいくとしたら、努力するということがなくなって、人間社会に進歩も向上も全くないことになるでしょう。
一生懸命努力をした末に失敗をしてしまったときに、この次は何とか失敗しないように頑張ろうと更に努力を重ねることによって、持てる能力を更に伸ばし、精神力も強めることになっています。このような一人ひとりの努力の積み重ねが社会を進歩させ、世の中を発展させているわけです。
人間は一人ひとり、人より優れた素晴らしい特性を持っている一面もありますが、反対に人より劣ったり欠けている部分もあります。それだけでなく、
自分が持っている問題点を発見して、人間としての向上や、成功への足掛かりとしていくかは、失敗をどんな気持ちで受け止めるかにあります。「おれはだめだ…」などと落ち込んでいる場合ではないのです。