反省には事実をありのままに
見つめる勇気が必要である
交差点で自動車同士が出会い頭に接触して、お互いホッとした表情をしていたと思ったら、車から出てきたとたんに双方が相手の不注意をののしり合いだした、という場面に出くわしたことがありました。
車に受けた損傷をどちらが補償するか、という問題を考えたらそうせざるを得なかったのか、あるいは怖い目に遭わせられたことに腹を立ててのことか、ともかく責任は相手にあるということを認めさせようと一歩も譲らない様子でした。端から見ていると不注意はどちらにもあったと思えるのに、自分のことは振り返ろうともしません。
当て逃げやひき逃げだけでなく、人の目に付かなければ知らぬふりをしたり、責任を他人に押しつけたりする風潮が色々な所で強くなっていますが、さ