普段の恵みに恵みを感じる
教主 橋本のり子
朝目を覚まして、水道の蛇口をひねれば水が出ますし、電灯のスイッチを押せば明かりが付くのを当たり前のように思っています。その有り難さを感じるのは、断水したり、停電して大きく困るようになって初めて、普段当たり前の事のように思っている大切なこの恵みに対して感謝の気持ちなどなく、暮らしていることに気付かされるのです。
命の元である水を始め暮らしを支えてくれているエネルギーがいつも心配することなく、変わりなく安定して恵まれていることは、当たり前のことではなく、大変に有り難いことであると、日頃から心して当たり前のことと思える慣れてしまっているこの恵みをきちんと感謝していくことが大切です。