一体活動を自覚する
教主 橋本のり子
宇宙のすべては神という根元が生命活動しているすがたであり、森羅万象は個々に独立して存在しているのではなく、神の生命活動を原動力として、様々な態(すがた)や形をしたり、それぞれのはたらきを持って現れているのです。宇宙は元々みんなで「一つ」であり、それが「一体活動」をしているのです。
当然人間一人一人も独立して生きている個人ではなく、神という宇宙生命の一部として生きている個人なのです。
しかし一人一人は「これは私である」という個の自覚を持っています。そのために、一体活動の部分を生きているという自覚がないと、自我の思いにとらわれて、他を無視した自分本位な生き方に流されて「和」を乱し、不幸な状況を招いてしまっていま