今月の言葉 > 自然誌 巻頭文から > 平成24年03月号

○骨惜しみせずに能力を発揮せよ
   教主 橋本のり子
   

 私たちは自分が持っている能力を十分に発揮し、働かせていかなければなりません。なぜなら、自分が持っている能力と言っても、それは神様から恵まれ頂いている力であるからです。
 私たちはそれぞれに身体が丈夫であるとか、頭が良いとか、気が利くとか、明るい等々の様々な特長や他の人より優れている何かを持っています。それらは全て神様から与えられているお恵みであるのです。ですからこれを自慢に思ったり、自分より劣っていると思われる人を軽く思ったりせず、謙虚に周囲のために頂いている能力を発揮していくことです。
 ところが、私たちは自分では気付かないうちに、自分ばかりそんなにやらなくても良いのでは、と骨惜しみをして、持っている力を十分に発揮しなかったりすることがあるのです。そして結果として特に


問題がなかったり、そこそこの結果が出たりすると、それで「まあ、これで良かった」ということになってしまうのです。  
しかし、このように神様から頂いている力を十分に発揮せず骨惜しみすることを続けていると、人間として大成しないばかりでなく、長い目で見て恵まれない人生を送ることになってしまいます。
 私たちが何かしらの優れた能力を持っているのは、周囲のために役立つために与えられている恵みであると知って、惜しみなくその力を発揮して使命を全うしていかなければなりません。 




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