今月の言葉 > 自然誌 巻頭文から > 平成24年01月号

○何事にも真剣に取り組みましょう
   教主 橋本のり子
   

 私たちは目の前に現れてくる自分としてやる必要がある事や立場としてやらなければならない事に対して、その事が大切だと思う事、重要と思う事には真剣に取り組みますが、それほど大切と思わない軽く考えていること、また毎日毎日繰り返し行っている日常の仕事には真剣に取り組まなかったり、いい加減にやったり、面倒だと思いながら仕方なくやっていることがあるのではないでしょうか。
 しかし私たちの目の前にある、やらなければならない事は世の中全体の動きの中で、その人の目の前に必要があって現れるべくして現れてきているのです。だからそれがどのような事であっても、真心を持って真剣に取り組まなければなりません。 
 毎日繰り返し行う習慣的な事や、軽いと思える事であっても意味のない事など何一つないのです。神の御心として必要があって私たちの前に現れている


のです。どのような些細と思える事でも喜んで真剣に、そして感謝してさっさとやることが大切です。
 目の前の事が重要であるかないか、重いか軽いかを判断して、軽くどうでもよいと思う事は真剣に取り組まなかったり、いい加減にやったり、面倒だと思いながら仕方なくやるのは、神から与えられている尊い自分の働きを粗末にしていくことになります。
 目の前に現れてきた総ては神の御心として現れてきた事です。どんな事でも積極的に喜んで取り組んでいきましょう。




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